たくき よしみつ の 鐸木能光のデジカメ・ガバサク談義 デジタルストレス王

デジタル一眼を買う前に読む!(2019年編)

(2019/07/14 updated)

先に結論をいえば、レンズ交換式カメラはソニーα6000α6300。安くあげるなら敢えてAマウントも狙い目

以下の解説はかなり長いので、先に結論とその理由を述べます。


 
 

「デジタル一眼」という呼び方はもう古い

「デジイチ」「デジタル一眼」という呼び方は時代に合わなくなってきました。二眼カメラというものはもはや存在しませんから。「レンズ交換式カメラ」と呼ぶのが適当かと思います。

レンズ交換式カメラは、2つの分け方ができます。
光学式ファインダーを持つ従来型 と 光学式ファインダーをやめて電子式モニター(+電子ファインダー)にして小型化したもの(ミラーレス)という分類

撮像素子の大きさで分ける方法 (フルサイズ機、APS-Cサイズ、フォーサーズ、その他)

撮像素子の大きさによる分け方も、かつては、
  1. フルサイズ高級機……従来の35mmフィルム1コマと同じ面積の撮像素子を持ち、かつてのフィルムカメラのレンズも使える
  2. APS-Cサイズ普及機……撮像素子は35mmフィルムの約半分(APS-Cと呼ばれるサイズ)。従来の35mmフィルムカメラのレンズを装着可能なものもあるが、その場合、画像の周辺が切り取られるので見かけの画角が1.5倍程度になる
  3. フォーサーズ機……撮像素子の面積規格が曖昧なAPS-Cモデルに決別して、きっちりとした新規格を作り、専用レンズを使う。見かけの画角は約2倍になる
  4. ミラーレス小型機……光学式ファインダーを切り捨て、背面の液晶モニターのみ、またはファインダーを電子式にすることでボディの小型化を図った新規格のレンズ交換式カメラ。

という分け方でしたが、ミラーレス機もフルサイズ撮像素子を持つものが出てきましたし、電子式ファインダーの性能が上がってきて、プロ用の高級機もミラーレス化が一気に進みました。ソニー、フジフィルム、パナソニック、オリンパスの現行機種はすべてミラーレスです。
となると、上記の分類も少し実情にそぐわなくなってきた感があります。

レンズ交換式カメラを撮像素子の大きさで分けると、


……ということになります。
そもそも、なぜレンズ一体型コンパクト機ではなくレンズ交換式カメラを使うのかといえば、最大の理由は「背景をぼかしたかっこいい写真を撮りたいから」だというのが私の考えです。こればかりは焦点距離の短い小型機では物理的に絶対無理だからです。
となれば、撮像素子がフォーサーズより小さいニコン1は無視してもいい(2018年に製造終了)ですし、ペンタックスのQシリーズに至ってはコンパクト機のために量産されている1/2.3型や1/1.7型CMOSにレンズ交換式ボディを組み合わせるのは論外だと思います。

となると、結局はフルサイズかAPS-Cサイズかマイクロフォーサーズかという三択で、このうちフルサイズとAPS-Cでは、光学ファインダーを必要とするかどうか(レンズマウントの大きさにも関係)という選択になります。

レンズ交換式カメラを選ぶ上での基本的なポイント

●コンパクトさを重視するか、重くても最上級画質を追求するか
フルサイズ機はミラーレスにしていくらボディを小型軽量化しても、合わせるレンズはかなり大きなものになります。また、かかる金額が一気に上がります。そんなに金をかけられないという人には、APS-Cモデルを使い倒すという楽しみ方を勧めます。APS-C専用レンズはフルサイズ対応レンズに比べて安いので、懐に大きな負担なく楽しめます。

●光学式ファインダーを持っているかどうか
キヤノン、ニコン、ペンタックスは光学式ファインダーを使った従来型の「一眼レフ」を中心に開発していますが、ソニーはミラーレスモデルのみになりました。
見たままがそのまま目に入る光学式ファインダーにこだわる人は多いですが、電子式ファインダーも性能が上がり、視力が弱ってきた熟年世代などはむしろピント合わせのときに対象物の縁を強調表示してくれる電子式ファインダーの恩恵のほうを選ぶ、という人もいるでしょう。
また、ファインダーを持たないモデル(裏面の液晶モニターのみ)もありますが、その場合はせめて角度可変モニターでないと、撮影時にしっかりモニターができないことが増えます。

●撮像素子のクオリティ
従来のフィルムカメラのフィルムに相当する電子部品が撮像素子(センサー)で、初期のデジカメはCCDというセンサーでしたが、現在はほとんどがCMOSです。
ソニー、キヤノン、パナソニックは撮像素子を自社開発・生産していますが、その他のメーカーは多くがOEM(外部から供給)です。
撮像素子の開発では、現在、ソニーが一人勝ち状態で、技術的にも頭抜けており、フジやニコンなども、自社では製造せず、自社で設計をしてソニーに製造してもらうというケースが増えているようです。

受けとった光をどのように画像として記録するかというデジタル処理の部分(「映像エンジン」などと呼ばれるもの)の設計でカメラの性能は大きく違ってきますが、やはり大元のデータを受け取る撮像素子の性能や物理的特性は大きく影響します。性能の悪いセンサーで集めた光のデータをどう頑張って処理してもきれいな写真、自然な写真にはなりません
CCD時代は、600万画素くらいがいちばん性能バランスが優れていたと思いますが、小型CCDでも1000万画素を超えるようになってから実質的な画質が落ちました。
そこからCMOSに切り替わっていくのですが、初期のCMOSではさらにひどい画質になっていました。
しかし、ソニーが1600万画素CMOSを出したあたりで「性能的に世代が変わった」感があります。
ですから、CMOSになってからは、1200万画素CMOSのほうが1600万画素CMOSより汚い画質だ、という状況が一時的に生まれたようです。

もちろん、現在の技術で低画素CMOSをきちんと設計してくれたら、それがいちばんいいに決まっているのですが、ソニーはそれをしてくれません。
ソニーのα7sIIはフルサイズCMOSで1220万画素ですから、このクオリティでAPS-CサイズCMOSを作れば約520万画素になります。私は500万画素でもいいので、α7sと同等の広い画素ピッチを持つCMOSをソニーに作ってほしいのですが、作ってくれません。
最上位機種のα9やα7Ⅲの2430万画素フルサイズセンサーのクオリティでAPS-CサイズCMOSを作ると、1000万画素弱で、ちょうどいい感じになるのですが、これも作ってくれません。
作ってくれない(存在しない)以上、ない物ねだりをしていてもしょうがないので、存在する製品の中からよりマシなものを選ぶしかありません。

●レンズマウントの違い
レンズマウントの規格統一には各メーカー共に紆余曲折してきました。
ソニーのマウントは従来のAマウントとミラーレス機用に作った小口径のEマウントがありますが、現在はEマウントに合わせて全製品を開発しています。従来のAマウント用レンズをEマウントに取り付けるためのアダプターというものはありますが、その逆はできません。他にもマウントが違うといろいろな制約があります。

キヤノン、ニコン、ペンタックスはレンズマウントはフルサイズもAPS-Cも同じですが、マウントが同じでも、APS-C専用に作られたレンズはフルサイズにつけても周囲が欠けてしまうのでフルサイズの意味がなくなってしまいます。
フルサイズ機の性能を100%発揮するにはフルサイズ対応のレンズを使う必要があります。例えばキヤノンではEF-Sというレンズ(Sがつく)はAPS-Cサイズ専用です。
マウントの違いは選べるレンズの豊富さに直結します。キヤノン、ニコン、ペンタックスのマウント用にはシグマ、タムロン、トキナーなどからも製品がかなり出ているので、安価なレンズも選択肢に入れられます。
ソニーのEマウント用レンズも少しずつ増えてきました。

フジフィルムのXマウント用のレンズは性能的には魅力的ですが、価格がやや高めです。シグマ、タムロン、トキナーなどから出ていないことも、コスパのいいレンズを選べなくなっている理由です。

キヤノンのMシリーズミラーレス機専用のEF-Mマウントレンズは数が極端に少なく、明るいレンズがほとんどありません。レンズマウントアダプターをつけるとフルサイズ用のレンズがつきますが、それだとせっかく小型化したボディの意味が薄れてアンバランスなことになります。
マイクロフォーサーズ用レンズも少ないですし、そもそもマイクロフォーサーズと心中するつもりでないと、今から新たに買うのはどうなのかな、と逡巡してしまいます。

マイクロフォーサーズの弱点

オリンパスが提唱したフォーサーズ規格はすでに消滅し、現在はミラーレスで小口径マウントのマイクロフォーサーズだけが生き残っています。
オリンパスとパナソニックだけがこの規格を採用しているわけですが、このまま続けられるのかと心配する声があちこちで上がっています。
マイクロフォーサーズの撮像素子面積はフルサイズの26%しかありません。APS-Cに比べても60%です。それだけレンズの焦点距離が短くなり、背景がぼけにくくなります。
センサーが小さいので安いかというとそうでもなくて、価格も高めです。レンズ資産が多いAPS-Cに比べるとマイクロフォーサーズレンズは製造メーカーも限られています。性能にはそれなりに定評がありますが、すでに使っている人は別として、初めて買うレンズ交換式カメラがマイクロフォーサーズというのは、どうにも必然性がない気がします。

ただし、明るい単焦点レンズとのセットが激安で出ているといった場合は検討してもいいでしょう。また、オリンパスペンシリーズなどは商品の質感や「もの」としての魅力があり、風景写真中心の高級なお散歩カメラとして使えば楽しいし、いい写真も撮れるはずです。

フルサイズ機 メーカー別の特徴と注意点

2018年末時点でフルサイズ機を出している日本のメーカーはキヤノン、ニコン、ソニー、ペンタックスです。

ソニーにするならα7sⅡ
ソニーのフルサイズ機では、α7(Ⅱ)がいちばん魅力的です。フルサイズCMOSに1220万画素。画素ピッチの大きさではおそらく現在トップでしょう。光学式ファインダーにこだわらないのなら、そしてボディに20万円出せるなら、これを勧めます。

ニコンとキヤノンは「プロの事情」で選ぶ
ニコンとキヤノンは、なんといってもカメラ専業メーカーとしての歴史があり、フルサイズモデルに大きな力を入れています。
フィルム時代からのレンズ資産も豊富で、それらのレンズを使えるというのも大きな魅力です。
ちなみにニコンのプロ仕様モデルD5は2082万画素、Dfは1620万画素。キヤノンの最上位モデルEOS-1D X Mark IIは2020万画素(前モデルは約1810万画素)です。プロ仕様機種は実質2000万画素以下に抑えていることは覚えておいてください。一流のプロもメーカー開発陣も、画素数より画素ピッチの大きさのほうが重要だと知っているのです。
ニコンよりも高画素追求の傾向があるキヤノンでさえ⇒こうした説明のページを作っています。

ペンタックスを選ぶ意味が見つからない
ペンタックスはK-1でフルサイズ機メーカーの仲間入りをしましたが、撮像素子は他社(ソニー)任せです。3600万画素センサーを採用した時点でガッカリです。
ソニー製のフルサイズCMOSは、現時点(2019年7月)で、α7sⅡの約1200万画素、α9の約2400万画素、α7R(旧型)の約3600万画素、α7RⅢの約4200万画素とありますが、ペンタックスK-1には最高画素数の1つお下がりの3600万画素を提供するよ、ということなのでしょう。α7sの1200万画素CMOSと同等のものを使ってペンタックスが本気で作れば世界最高レベルのデジイチとなりえたでしょうが……。
ペンタックスの最大の魅力は「安くてもデジイチが使える」ことでした。しかし、それでは企業として存続できないと判断したのでしょう。大判デジカメやK-1のようなプロ仕様カメラに生き残りの道をかけていますが、なんとも迷走している印象がぬぐえません。
APS-Cモデルについては2017年初頭発売のKP、2016年発売のK-70がありますが、新製品開発の意欲が感じられません。
ペンタックスの従来モデルの弱点は液晶モニターが動かない(角度可変式ではない)ことでした。APS-Cの現行モデルであるKPでようやく上下にだけ動くチルト式モニターを、K-70でバリアングル式(左右にも動く)モニターを採用しましたが、KPのボディは2019年7月現在でも8万円台半ば、K-70のボディが5万円台半ばで、コスパがいいとはいえません。
この2機種はSONY製の2400万画素CMOSを使っています。であれば、同じ2400万画素CMOSを使ったSONYのα77(旧型)の程度のいい中古を3万円台で購入するほうが、レンズの選択肢が広い分、いいような気もします。
ペンタックスのKマウントレンズをすでにたくさん持っているなどの理由がない限り、ペンタックスのレンズ交換式カメラを新たに買う候補に入れるのは考えにくいでしょう。
初めて手にした一眼レフカメラが父親が買ったペンタックスSPで。一時期はK100dのユーザーになり、「安くてもそれなりにいい写真が撮れるペンタックス」ファンだった私などは、寂しい限りです。

フジフィルムは単焦点レンズの豊富さが魅力
フジフィルムのXマウントレンズ交換式カメラはモデルの数も比較的多く、お洒落な選択ですが、モデルによって価格差がかなりあります。
X-T10、X-T100あたりが安く出ているので選択肢に入りそうです。
Xマウントのレンズは、なぜか海外メーカーがマニュアルフォーカスのみで明るい単焦点レンズをいろいろ安価に出していたりして、面白そうです。
花や風景を撮る人が、ちょっと外に持ち出すにはうってつけのカメラかもしれません。

ファインダーがないX-Aシリーズは、安価ですが使いづらいと思います。

価格と性能のバランスから選ぶとAPS-C

結局のところ、レンズ交換式カメラを楽しむのなら、APS-Cサイズがコストの面からも自由度からもリーズナブルだと思います。フルサイズモデルを使うのとAPS-Cサイズモデルを使うのとでは、かかる金がまったく違ってきます。
さらには、すでに新機種を作らなくなっているソニーのAマウントを、今敢えて選べば、Eマウントの半額以下の出費で同じ性能を楽しめます(⇒こちらに詳説 こうした欲張りだけどズボラでもある、ガバサク的な方針には、フルサイズ機よりも使いやすいカメラといえるでしょう。
もう少し詳しく説明すると、 といった理由があげられます。

絞り込んでいくとソニーになるか……


SONYの新モデルα6300。サイレントシャッター機能は魅力的。Amazonで購入

APS-Cモデルがフルサイズモデルより画素数が多いなどというのは洒落になりませんが、ソニーが作ってくれない以上仕方ありません。

私自身はソニーを使っています。ファインダーのないNEX-5Rとファインダー付きのα6000の2台を持っていますが、ファインダーはあったほうが圧倒的に撮りやすいので、NEXシリーズ(製造終了)であればNEX-6、α6000番台であればα6000/6300/6500を勧めます。
6300と6500が出て、6000の実売価格が少し下がりました(2019年7月時点で5万円台半ば)。しかし、新製品のシャッター音を消音できるサイレント撮影機能はとても魅力的なので、頑張って6300(2019年7月時点で7万円台)という選択でもいいと思います。
旧NEXシリーズの1600万画素CMOSとα3桁シリーズの2400万画素CMOSでは、ほとんど画質に差が感じられませんでした。
ソニーが現時点での技術を投入して1000万画素程度のAPS-CサイズCMOSを作れば最強でしょうが、作らないでしょう。APS-Cの小型機でフルサイズプロ機と同等の画質が得られては困るとでも思っているのでしょうか。

私の場合、2000万画素以上必要な仕事というのはまずないのですが、もし2000万画素以上が必要な仕事があるとしたらどんなにコストがかかってもフルサイズ機を選ぶでしょう。
また、仕事として大きくて重いカメラとレンズを使わなければならないのであれば、中途半端なAPS-Cモデルではなく、最初からフルサイズモデルで道具を揃える覚悟を決めます。
なお、NEX-5Rとα6000の撮り比べリポートは⇒こちらこちらにあります。


NEX-5R 50mm、F2



α6000 50mm、F2

レンズはこれを持とう

どのメーカーのカメラを買うにしても、レンズはキットもののF3.5-5.6などというズームは晴天の屋外用と割り切り、ちゃんとしたもの(明るい単焦点レンズ)を別に買いましょう。50mm/F1.4か1.8くらいの単焦点レンズが1つあると、背景をぼかした、いい感じの写真が撮れます。
ニコンもキヤノンもソニーもペンタックスも、純正だけでなく、タムロンやシグマから安価なレンズがいろいろ出ています。

ソニーのEマウントAPS-Cサイズ用レンズなら、50mm/F1.8をぜひ!

SONY SEL50F18


50mm/F1.8の固定焦点レンズAmazonで購入価格が安いので大助かり。私はα6000にはほとんどこれをつけっぱなしにしています。


シグマ Art 30mm F2.8 DN


50mm(35mm換算で75mm)だと使いづらい撮影では、このレンズも安くて助かります。30mmでF2.8Amazonで購入。使いやすい標準レンズとしてつけっぱなしにしておいてもいいでしょう。ソニーのミラーレスを選ぶ理由の一つに、こうした安い固定焦点レンズが存在することがあります。ただ、性能的には口径が小さくてちょっと非力。キットもののF3.5-5.6のズームレンズより明らかにきれいに撮れるかというと、微妙。



Neewer 32mm F/1.6


これは面白い! マニュアルフォーカスだがなんと新品がAmazonで購入6000円で買える! 静物撮りならこれでOK!ユーザーの評判も上々。


タムロン 18-200mm F3.5-6.3 DiIII VC


Eマウントの「ズボラレンズ」。27-300mm相当Amazonで購入なので、レンズ交換が面倒な人にはとても助かります。とりあえずこれ1本つけておけばほとんどどんな状況でどんなものでも撮れるので。実売価格が5万円代とかなりお高いのが悩むところ。


フジのXマウントレンズ

明るい標準レンズ 35mm F1.4(FUJIFILM)

 ……53mm相当の明るい標準レンズ。これをつけておけば高い品質でいい写真が撮れます(これでダメなら腕が悪い)。しかしAmazonで購入レンズだけで6万円台と、滅茶苦茶贅沢な買い物になるので、お金持ち向き?

美の探求者用 56mm/F1.2(FUJIFILM)

 ……82mm相当なので被写体から結構離れないといけませんが、ある程度広い場所でのポートレート撮影にはF1.2という抜群の明るさと相まって威力を発揮します。Amazonで購入カメラ本体より高いレンズ(ほぼ10万円!)ですので、これに値する被写体を見つけるのが大変かもしれません……。


●遊びと割り切るMF単焦点レンズ Hengyijia(ヘンイージア) 25mm F1.8

Amazonで購入1万円ちょっとで買えるのが最大の魅力。同様の海外メーカーレンズがいくつか出ているので、気軽に選んで遊んでみるのも楽しいのでは?

なお、ニコンやキヤノンのレンズをフジのXマウントに変換するアダプターというものも3000円くらいで売られています。

レンズのブランドって何?

シグマもタムロンもコシナも、大手カメラメーカーにレンズをOEM供給しています。ずっと前から、タムロンやコシナのレンズがカールツァイスやライカ、キヤノンなどのブランドになって売られてきました。ですから、まったく同じスペック、ほぼ同じ外観であれば、OEM製品である可能性が高いので、レンズのブランドにこだわらず、安いレンズを選ぶことに問題はありません。



結論 ガバサク流お勧めはこれ

SONY NEX-6


SonyのCMOSは1600万画素のこの世代から性能が向上した感がある。ファインダー付き。製造終了だが魅力的。ただし、数が少なくなり、実勢価格が上がった。現行機種ではα6000かα6300↓を勧めます

α6000



α6300


静音シャッター機能が魅力的なα6300Amazonで購入。7万円前後とお高いが、買って損はないはず


α77

AマウントのAPS-Cモデル最上位機種。Amazonで購入中古が3万円台くらいで買えるので、お金をかけたくない人には救世主的存在か

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