たくき よしみつ の 鐸木能光のデジカメ・ガバサク談義 ガバサク談義

SONY α300発売!

待っていてよかった! 理想のデジタル一眼

SONY α350は、バリアングルモニター&ライブビューで、私の理想に「近い」モデルでしたが、ぐっと買うのを我慢していました。
画素数が1420万というのがどうしても気に入らなかったからです。そんなに増やしたら、まずデメリットのほうが大きいと思えます。
たとえ、無理な高画素化をしたことによる実用範囲での画質劣化がなかったとしても、1420万画素というのはまったく不必要な解像度であって、弊害にしかなりません。ファイルの保存も大変ですし、350dpiで商用印刷物へ利用する際にも、ほとんどの場合は画素を間引いてリサイズすることになります。
せいぜい1000万画素でとめておいてくれよ、と言いたかったわけですが、この要望はみんなのものだったのでしょう。ついに出ますね、画素数を落としたα300が。
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α300 モニターがチルトする! ライブビューができる、モニターがチルトする、ボディに手ぶれ補正機能が内蔵されている……という、デジタル一眼レフカメラに求めていた機能がすべて揃った上で、α350唯一の「弱点」と思えた「無理矢理な高画素化」を避けて、画素数を1040万画素に。
気になる価格は、これを書いている7月8日時点では、7万円前後で予約受付している店がありますが、上位機種のα350のボディが6万円台前半ですから、もっと下がることは必至。TAMRONのAF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF] Macro (Model A18) (SONY用)と合わせても、多分10万円くらいになるでしょう。
また、10月15日(水)までの間、α350とα300に対して、1万円のキャッシュバックキャンペーンを行うとのこと。これは他社には脅威ですね。
価格がある程度こなれた時点で、私もさっそく買うことにしました。色はシルバーのほうがオシャレかな。
『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社講談社現代新書) 『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書 カラー版 税込987円)
  be連載の『デジカメのキモ』で扱った写真をすべてカラーで使い、「デジカメ界の間違った常識・思いこみ・誤解」に切り込む。楽しい写真を眺め、ぐいぐい読める読み物として楽しみながら、読了後にはデジカメ撮影の腕が劇的に上がっているという、一粒で三度おいしい本。
発売初日にたちまち重版決定!    Go!Go!(立ち読み版はこちら)

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