「マイルド・サバイバー」 (たくき よしみつ・著、MdN新書)

マイルド・サバイバー
   
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「マイルド・サバイバー」とは?


コロナパンデミック騒動が勃発した2020年以降の世界は、それまでの常識では考えられないような変貌を続けている。食料やエネルギー資源の供給が危機的状況に陥り、それに異常気象や天変地異も加わって、ゲームや比喩ではない、生きるか死ぬかのリアルなサバイバル時代に入った。
「グレート・リセット」の時代などともいわれるが、端的にいえば「今までの常識が通用しなくなり、多くの人は生き残れず脱落し、まったく新しい秩序の世界になる」ということだ。
戦後生まれの日本人は人生の中で飢餓や戦争の恐怖を経験していないので、食べるものがなくなって飢えるとか、都市が壊滅し、あってあたりまえだったインフラや住む場所さえも失うといった事態を想像できない。「不安な気持ちはあるけれど、どうしていいか分からないし、動けない」「今は厳しいけれど、このまま耐えていればそのうちなんとかなるだろう」と諦めてしまうが、その惰性と「正常化バイアス」こそが命取りだ。
大金持ちや天才ではない「普通の人」は、社会を変えるような力は持っていない。政治や社会体制に怒ったり、間違いを指摘したりしても、それで社会が急によい方向に向かうわけではない。
どんなにひどい社会になっても、従来の生活スタイルや価値観を見直して、合理的な方法を見つけ、自力で生き抜く術を構築していくしかない。
今の生活環境や生活のスタイルを変えることは自力でできる
悪化していく社会環境の中で、正気を保ち、幸福感を維持するためのささやかな方法論。ゆるく、賢く生き抜く「普通の人が普通に生きる」ためのサバイバル術

今まで自分の中で「常識」「絶対」だと思っていた尺度を根底から見直すことから始め、発想の転換と少しの工夫、そしてそれを柔軟かつ合理的に実行していく決断力を持った「マイルド・サバイバー」になろう。
家を失い、仕事でも失敗し続けたが、その都度うまく生き延びた「生き証人」が提案する具体策の数々がここに。

内容

序章 二度の被災で学んだこと

 

第一章 間違った「常識」こそが日本を滅ぼすモンスター

 

第二章 まずは今の自分の身を守れ

第三章 都会を脱出せよ

第四章 移住するなら北関東

 

第五章 田舎物件の選び方

 

第六章 田舎暮らしに必要な技術と道具

 

終章 柔軟で持続性のある分散型地域経済を作るには

 

■おわりに ~ グレート・リセット vs マイルド・サバイバー



★記事・書評等

●プレジデント・オンライン (2022/08/29~ 連載)


↑↓新書で256ページの体裁



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